内容紹介
宮本輝の小説には、日本中、そして世界中から選ばれた印象的な場所が登場します。現実に存在する日常空間が、コネクティング・ドッツ、すなわち「点」と「点」がつながっていくことによって、魅力的な文学空間が形成されていく様子を本書では筆者とともに追体験することができます。
目次
第11章 花の降る午後
第12章 愉楽の園
第13章 海岸列車
第14章 ここに地終わり 海始まる
第15章 彗星物語
第16章 オレンジの壺
第17章 朝の歓び
第18章 にぎやかな天地
第19章 骸骨ビルの庭
第20章 田園発 港行き自転車