フィジカルアセスメントのコツ
臨床ナースと学ぶ ケース別

フィジカルアセスメントのコツ

著者名 田中 晶子 編著
大﨑 千恵子 編著
発行元 丸善出版
発行年月日 2020年06月
判型 A5 210×148
ページ数 210ページ
ISBN 978-4-621-30516-4
Cコード 3047
NDCコード 492
付属品 打診や触診などの基本技術を動画で視聴が可能
ジャンル 看護・介護・リハビリ >  基礎看護

内容紹介

 看護師にとって、病態に応じた日常生活援助をどのように実践すべきか判断するためにも、フィジカルアセスメント能力を向上することはとても大切です。

 本書では、看護実践の場において、ベテラン看護師がどのように患者さんとコミュニケーションをとりながら頭から爪先までフィジカルアセスメントを行っているのかイメージしやすいように、声かけの例を示しながら一連の流れを順に追って解説。また、打診や触診などの基本技術を繰り返し練習・学習できるよう、書面掲載のQRコードから動画で視聴が可能。実践の基礎からより専門的な実践場面へと段階的に学習できるように工夫した。熟練看護師・認定看護師・専門看護師と医師らが結集し、簡潔ながらも最も理解しやすい一冊を目指しました。看護師を目指す学生にかかわらず、介護に携わる人にとっても大変参考になる知識が満載です。本書でフィジカルアセスメントのコツを身につけよう!

目次

1 フィジカルアセスメントの考え方

2 フィジカルアセスメントの実践
  1 呼 吸 器 編 [肺炎/COPD;[解説] 呼吸器系のフィジカルアセスメント]
  2 循 環 器 編 [心筋梗塞/心不全;[解説] 循環器系のフィジカルアセスメント]
  3 消 化 器 編 [イレウス(腸閉塞)/肝硬変;[解説] 消化器(腹部)のフィジカルアセスメント]
  4 脳神経系編 [脳梗塞;[解説] 脳神経系のフィジカルアセスメント]
  5 筋・骨格編 [大腿骨頸部骨折/腰椎椎間板ヘルニア;[解説] 筋・骨格系のフィジカルアセスメント]

3 疾患に基づいた病態生理・治療の基礎知識
  1 肺 炎
  2 COPD
  3 心不全および心筋梗塞
  4 イレウス(腸閉塞)
  5 肝硬変
  6 脳梗塞
  7 大腿骨頸部骨折
  8 腰椎椎間板ヘルニア(LDH)

4 フィジカルアセスメントの視点を養おう
  1 脳梗塞で「嚥下障害」のある患者さんの食事場面
  2 COPDで「呼吸困難」のある患者さんの食事場面
  3 「下痢」がつづく患者さんが腹痛を訴えている場面
  4 「便秘」がつづく患者さんが腹痛を訴えている場面
  5 心不全のある患者さんの清拭場面
  6 「関節拘縮」のある患者さんの清拭場面
  7 脳梗塞で「麻痺」のある患者さんの車椅子移乗場面

 確認問題解答/引用・参考文献
 索 引

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定価:3,080円
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