内容紹介
今回の改訂にあたり、便覧は道路橋示方書を適切に運用するにあたっての留意点のほか、道路橋示方書に適合する方法として確立されたと認められる標準的な方法や構造詳細を示す図書として位置づけ内容を見直した。したがって、従来の便覧で記述していた道路橋示方書と重複する内容及び標準的な方法でない方法や構造詳細については削除した。
鋼道路橋施工便覧の改訂の主な内容は、以下のとおりである。
1.道路橋示方書の改定に伴う限界状態設計法及び部分係数法に対応した記述の見直し
2.設計で期待した性能が実現されるための施工、維持管理等の記録に関する記述の充実
3.これまでの不具合事例を踏まえた留意事項の充実
4.道路橋示方書の改定に伴う章の追加
5.鋼コンクリート合成床版、PC合成床版、少数I桁橋など鋼橋の設計・施工において、標準的に用いられている技術、工法、設計法に関する記述の追加及び見直し
目次
第1章 総論
第2章 構造計画
第3章 構造解析
第4章 床版
第5章 床組
第6章 鋼桁
第7章 コンクリート系床版を有する桁構造
第8章 連結
第9章 骨組構造
第10章 ケーブル構造
第11章 施工時の検討
第12章 設計図等に記載すべき事項
出版社からのメッセージ
本書は『鋼道路橋設計便覧(昭和55年改訂版)』(1980年5月刊行 ISBN:978-4-88950-215-2)の改訂版です。
関連商品
▼ 関連記事
- 【刊行延期のお知らせ】日本道路協会新刊書籍のご案内2020.11.16