内容紹介
日本道路協会では、平成9年5月に既設の鋼道路橋の疲労に対する点検手法や補修補強の基本的な考え方をとりまとめた「鋼橋の疲労」を出版、平成14年3月には新設橋に適用する「鋼道路橋の疲労設計指針」を発刊しました。その後、「橋、高架の道路等の技術基準」の改定、技術的知見の蓄積を踏まえ、内容を全面的に見直し「鋼道路橋疲労設計便覧」として新たに刊行することとなりました。
今回の便覧の改訂では、平成29年7月改定の限界状態設計法や部分係数法が導入された道路橋示方書に対応し、実務者の便を図るため、特殊な条件でなければ、道路橋示方書が求める性能を満足し、かつ、合理的と考えられる設計の方法や考え方についてとりまとめるとともに、設計の実務一般において、所要の性能を有する道路橋とするための技術的注意事項等についても示しています。
目次
第1章 鋼道路橋の疲労
第2章 疲労設計
第3章 疲労耐久性の向上方法
第4章 維持管理に配慮した設計
参考資料
出版社からのメッセージ
本書は『鋼道路橋の疲労設計指針』(2002年4月刊行 ISBN:978-4-88950-249-7)の改訂版です。
関連商品
▼ 関連記事
- 【刊行延期のお知らせ】日本道路協会新刊書籍のご案内2020.11.16