内容紹介

武藤山治と大原孫三郎、大川平三郎と藤原銀次郎、福原有信と小林富次郎、鳥井信治郎と石橋正二郎、松永安左エ門と出光佐三、立石一真と塚本幸一、田口利八と飯田亮の足跡をそれぞれ比較・検証し、現代に通じる企業家精神を浮き彫りにする。〈ビデオ別売：全7巻　203,000円（税別）〉

目次

第１章　武藤山治と大原孫三郎――紡績業の発展と労務管理の改革
　一　課題と視角――大工場の労務問題
　二　武藤山治
　三　大原孫三郎
　四　要約と結――労務管理革新における武藤と大原の個性
第２章　大川平三郎と藤原銀次郎――近代製紙企業間における覇権競争と大合同の成立
　一　近代製紙業のリーダーたち
　二　大川平三郎――企業家としての歩み
　三　藤原銀次郎――経営者としての歩み
　四　大川と藤原――製紙王としての角遂
第３章　福原有信と小林富次郎――健康と美に奉仕する産業のパイオニア
　一　健康と美に奉仕する産業のパイオニア
　二　二人の生い立ちと立志
　三　二人の転機
　四　会社創業と事業基盤の確立
　五　会社経営の発展と継承
　六　福原と小林の共通項
第４章　鳥井信治郎と石橋正三郎――伝統的商業経験から純国産品の創製へ
　一　大衆消費社会の誕生と車社会の始まり
　二　鳥井信治郎と石橋正三郎
　三　サントリーとブリヂストン　戦後の発展
　四　鳥井と石橋の企業活動
第５章　松永安左エ門と出光佐三――政府規制に対抗して革新を実現した反骨の経営者
　一　二人の生誕と事業家への道
　二　松永安左エ門の「科学的電力経営」
　三　「大陸の石油王」出光佐三
　四　松永安左エ門
　五　出光佐三
　六　エネルギー産業の規制緩和・自由化と二人の経営理念
第６章　立石一真と塚本幸一――事業創造への意欲「京都企業」のパイオニア
　一　「京都企業」の先駆け
　二　立石一真
　三　塚本幸一
　四　おわりに　
第７章　田口利八と飯田亮――高度経済成長期の革新的・創造的企業家
　一　高度経済成長を捉えた二人の男
　二　「路線の西濃」を築いた企業家――田口利八
　三　「安全」を事業にした企業家――飯田亮
　四　高度経済成長を超えて　

出版社からのメッセージ

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本書は、書籍からスキャナによる読み取りを行い、印刷・製本を行っています。
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