内容紹介
走査プローブ顕微鏡はナノテクノロジー領域での根幹となるツールである。本書は、その精密なデータを検出する装置の仕組みと、有効的な使われ方の事例を解説する。200以上の解析データや表面画像、概略図を掲載し、よりビジュアルに理解できる構成。
目次
1 走査プローブ顕微鏡とは
1・1 走査プローブ顕微鏡の起源
1・2 走査プローブ顕微鏡の特色
2 理論と測定原理
2・1 走査トンネル顕微鏡の理論
2・2 非接触原子間力顕微鏡の理論
2・3 摩擦力顕微鏡の理論
3 装置と実験方法
3・1 走査トンネル顕微鏡
3・2 原子間力顕微鏡
4 走査トンネル顕微鏡による表面観察
4・1 金属
4・2 半導体
4・3 天然鉱物
4・4 酸化物
4・5 超伝導体
4・6 有機物
4・7 溶液中観察
5 原子間力顕微鏡
5・1 接触顕微鏡法による表面観察
5・2 非接触顕微鏡法による表面観察
5・3 生体高分子の観察
5・4 その他のプローブ顕微鏡と応用