建築数理
本質を理解しながら学ぶ

建築数理(電子書籍)

著者名 猪岡 達夫
中村 研一
石山 央樹
片岡 靖夫
発行元 丸善出版
発行年月日 2018年01月
NDCコード 524

内容紹介

小学校から高校までに習う算数・数学・物理の事項から一部大学で習う数学・材料力学までびのテーマの中から建築の実務で必要となるものを、読者の方が活かすことができることを目標に編纂。大学までの学校の教科書の中から、必要な個所を関連する話題に配列し、同様に考えられるポイント、本質としてとらえるべき事項を浮かび上がらせる。計算式の展開や式そのものの意味もできるかぎり丁寧に解説。たんに本に目を通すだけでなく、ときには声を出して読み、自身の声を聞き、頭で考え、手を動かして、目で確認することを徹底してみてほしい。

目次

第1部 建築数理の基本
1. 形と重心・体積・面積
2. 分かると便利な三角関数
3. 数列と級数/フィボナッチ数列と黄金比、根っこは同じ
4. 確率と統計/回帰分析・調和分析
5. 対数/人の感覚と音のデシベル
6. +-×÷で解く微分方程式
7. 行列で解くつるかめ算
8. 数式と物理量と単位/力・加速度・運動量・エネルギの関係

第2部 建築構造からみる数理/見えない力の流れを読み解く
9. 部位にかかる力
10. 部位の性質/曲げモーメントとたわみと断面性能
11. 構造力学から建築へ

第3部 建築デザインからみる数理/建築に隠された数理
12. 建築の形と数理/古代ギリシアから現代までのシュムメトリアの流れ
13. 建築の秩序のつくりかた/座標、単位、部分と全体

14. 総合演習