内容紹介
高力ボルト摩擦接合継手が鋼構造物の接合法として多用されるようになり,その設計・施工法が示されてから約40年が経過しています. 本書は,この間に得られた高力ボルト摩擦接合継手に関する数多くの知見や研究成果の収集・整理・検討結果,そして国内外の基準類の調査結果に基づいて作成した,設計・施工・維持管理に関する指針(案)であり,性能照査型設計法への展開を意識した全く新しい内容となっています. 本書は,新たなすべり係数の設定,部材としてのすべり耐力の計算方法,維持管理に関する事項など,これまでの基準類にはなかった内容も掲載しており,鋼構造技術者必携の図書です.
目次
第1部 高力ボルト摩擦接合継手の設計・施工・維持管理指針(案)
第2部 資料編