内容紹介
建築の長い歴史において、建築を生み出すためのさまざまな理論が生み出されてきた。それらは建築の本質を捉えたものであり、本来は建築実務にとって極めて有益なものであった。しかし時代の経過とともに、真の建築のありようの追求をめざした建築理論と、流行や効率性といった時代的要求を重視する建築実務の乖離は著しいものとなり、現代の混沌とした状況を生み出している。そこで本書は、改めて建築理論が建築実務に果たす役割を見直しつつ、建築や都市を構想し設計する上で重要となる理論のポイントを8つに分類し、古来それらがいかに建築の実践に用いられてきたかを、事例を挙げながらわかりやすく解説している。
目次
序
第1章 表象について
第2章 言語について
第3章 形態について
第4章 空間について
第5章 真実について
第6章 自然について
第7章 歴史について
第8章 都市について
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