近代建築理論全史1673-1968

近代建築理論全史1673-1968

原書名 MODERN ARCHITECTURAL THEORY: A Historical Survey, 1673-1968
著者名 加藤 耕一 監訳
発行元 丸善出版
発行年月日 2016年10月
判型 A5 210×148
ページ数 988ページ
ISBN 978-4-621-30078-7
Cコード 3052
ジャンル 土木・建築
土木・建築 >  建築 >  建築一般
土木・建築 >  建築 >  計画・設計・施工

内容紹介

建築理論は17世紀に整備されると、19世紀には国家的アイデンティティーの勃興と建築雑誌の普及によりその領域を拡大し、20世紀のさまざまな宣言書は、建築界に論争を巻き起こしてきた。本書は「理論」と「近代」という言葉が重要性を帯びるようになった17世紀後半から、建築理論というものの文脈が大きく変動した1960年代後半までの、300年にも及ぶ建築理論の歴史を詳細に解説している。建築理論を語るうえで欠かすことのできないヨーロッパ諸国はもちろん、のちに近代建築のリーダーシップをとるアメリカやその他の地域についても広く論じている。

目次

Chapter1 序奏
 1 フランソワ・ブロンデルとフランスにおけるアカデミーの伝統
 2 クロード・ペローとルーヴル
 3 新旧論争
 4 サント=ジュヌヴィエーヴ聖堂の最初の計画 
Chapter2 啓蒙思想と新古典主義理論 
 1 フランスにおける啓蒙思想
 2 スフロとサント=ジュヌヴィエーヴ聖堂
 3 マルク=アントワーヌ・ロージエ
 4 ギリシアの「再発見」
 5 ヴィンケルマンの歴史叙述
 6 ギリシア=ローマ論争
 7 新古典主義と性格(カラクテール) 
Chapter3 18世紀イギリスの理論
 1 ジョーンズとレンの遺産
 2 パラーディオ主義 
 3 ピクチャレスクと崇高の起源
 4 スコットランドとアイルランドの啓蒙運動
 5 ピクチャレスクの理論
 6 ジョン・ソーン 
Chapter4 新古典主義と歴史主義
 1 デュランとカトルメール・ド・カンシー
 2 多彩色(ポリクロミー)論争
 3 社会主義,ロマン主義,「小さな革命(プチ・レボリューション)」
 4 イギリスにおける古典主義とゴシック・リヴァイヴァル
Chapter5 ドイツ理論の興隆  
 1 ドイツの啓蒙運動 
 2 フリードリヒ・ジリーとカール・フリードリヒ・シンケル
 3 ヴァインブレンナー,モラー,クレンツェ,ゲルトナー
 4 どの様式で建てるべきか
 5 カール・ベティヒャーと様式論争
Chapter6 19世紀半ばの様式論争
 1 イギリスの様式論争 1840〜1860
 2 ヴィオレ=ル=デュクとフランスの議論
 3 ゴットフリート・ゼンパーと様式観念
Chapter7 アメリカの歴史主義 
 1 アメリカ古典主義の伝統
 2 19世紀半ばの様式混交 
 3 エマーソンとグリーノウ 
 4 デイヴィスとダウニング
 5 リチャードソンとサリヴァン
Chapter8 アーツ・アンド・クラフツ運動
 1 イギリスにおけるアーツ・アンド・クラフツ運動 
 2 ヨーロッパ大陸における改革
 3 アメリカの改革運動
 4 カミッロ・ジッテとエベネザー・ハワード
Chapter9 補説:20世紀ドイツモダニズムの概念的基礎
Chapter10 モダニズム 1889-1914
 1 オットー・ヴァーグナー
 2 リアリズムと即物性(ザッハリヒカイト)
 3 エンデルとヴァン・ド・ヴェルド
 4 オルブリヒ,ホフマン,ロース
 5 ベルラーヘとライト
 6 ガルニエ,ペレ,ジャンヌレ,サンテリア
 7 ムテジウスとベーレンス
Chapter11 ヨーロッパにおけるモダニズム 1917-1933
 1 シュペングラー主義 vs.テイラー主義 
 2 ソヴィエトの合理主義と構成主義
 3 デ・ステイルとオランダにおけるモダニズム
 4 表現主義とバウハウス
 5 ル・コルビュジエとギーディオン
 6 初期モダン・ムーブメントの広がり
 7 ヴァイセンホーフとCIAM
Chapter12 アメリカにおけるモダニズム 1917-1934
 1 アメリカン・スカイスクレイパー
 2 ライト:失われた時代 
 3 シンドラーとノイトラ
 4 マンフォードとフラー 
 5 「インターナショナル・スタイル」展 
Chapter13 恐慌,戦争,その後 1934-1958 
 1 ドイツ,イタリアの全体主義
 2 その他のヨーロッパにおける第1次世界大戦後の理論 
 3 アメリカの実務,学問改革 1934-1941
 4 アメリカの1940,50年代
 5 中南米・アジア・欧州における戦後モダニズム 
Chapter14 モダニズムへの挑戦状 ヨーロッパ 1959-1967
 1 CIAMとチームX
 2 モダン・ムーブメントからのイタリアの「退却」
 3 バンハム,アーキグラム,メタボリズム,その他のユートピアニズム
 4 現象学,構造主義,記号論
 5 ウンガース,スターリング,スカルパ,ロッシ 
Chapter15 モダニズムへの挑戦状 アメリカ  
 1 マンフォード,ジェイコブス,アメリカ諸都市の失敗
 2 パタン・ランゲージから易経まで
 3 ルイス・I・カーン  
 4 コーリン・ロウ、ピーター・アイゼンマンとCASE
 5 建築の多様性と対立性
Chapter16 エピローグ 
 1 1968年

定価:本体15,000円+税
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