p値とは何か

p値とは何か

統計を少しずつ理解する34章
原書名 What Is A p-value Anyway? 34 stories to help you actually understand statistics
著者名 竹内 正弘 監訳
発行元 丸善出版
発行年月日 2013年01月
判型・装丁 A5 210×148 / 並製
ページ数 300ページ
ISBN 978-4-621-08551-6
Cコード 3041
ジャンル 数学・統計学 >  確率・統計 >  統計学
医学・薬学 >  医学一般

内容紹介

原著者のアンドリュー・ヴィッカーズは一流の臨床統計学者。そんな彼が、なぜ統計学を難しいし面白くないと思う人が多いのか、と考えていたところ、今までの統計学の教科書に問題がある、分厚くて高価でつまらないのだ、という結論に至った。そして、つまらない理由は、すぐに統計学を使わせようと理解もそこそこな状態で複雑な数式を扱うからであろうと考えた。そこで、理解をするのに主眼を置き、数式を使わず、ちょっとは面白い教科書を書いてみよう、と思い立ち生まれたのが本書の原著である。本書では、平均値や中央値などのデータから、仮説検定、意思決定、それらに関わる統計学的誤差まで、統計学の基本的な考え方が分かりやすく、ときにユーモラスに解説されている。例えば、平均給与を計算しているときにビル・ゲイツが現れたらどうなるのか、寝る前に子どもに歯を磨かせるにはどうすればよいのか、など楽しく統計学の基本を学ぶことができる。

目次

イントロダクション
 本書の読み方
 第1章 思った以上に統計は楽しい 統計学とは何か?
データ
 第2章 ビル・ゲイツ、食堂に入る 平均値と中央値
 第3章 ビル・ゲイツ、食堂に二度行く 標準偏差と四分位領域
 第4章 歪曲シュート バイアスがかかったレフェリー
 第5章 「2.6人の子ども」の意味 異なるタイプのデータ上で
 第6章 高校数学の教師はなぜ正しかったか グラフを描く方法
データ分布
 第7章 ボードゲームと血清ヘモグロビンレベル 正規分布
 第8章 正規分布がそんなに標準ならば,私のデータはなぜそうならないの?
 第9章 でも僕はこのセーターが好き どれくらいぴったり合えば「よく合っている」のか
 第10章 ロングヘアー 年配男性の標準誤差 
 第11章 結婚式で雨に降られないようにする方法 変動と信頼区間
 第12章 統計的なタイ,どうしてそれを身に付けるべきでないか さらに信頼区間 
仮説検定
 第13章 自転車で帰宅する経路の選択 p値が私たちに教えてくれること
 第14章 乾いている歯ブラシの確率 p値とは一体何か
 第15章 マイケル・ジョーダンは帰無仮説を受容しない p値が大きいときはどう解釈するか
 第16章 スポーツとビジネスの違い t検定とWilcoxon検定
 第17章 友人と会う サンプルサイズ,精度,統計的検出力
回帰と意思決定
 第18章 シカゴに行く時期 線形回帰とロジスティック回帰
 第19章 アシスタントが髪を切ってきた 回帰と交絡
 第20章 子どもの咳と妻のパニックを無視 特異性と感度
 第21章 安売りはやめろ 決定を助ける統計
統計学的誤差
 第22章 トミー・ジョンよりエラーが1つ多い 4つの統計誤差,些細なものから重要な誤差まで
 第23章 p値の雑草防除 1つの問いには1つの仮説検定
 第24章 テレビ番組の撮影方法 無意味な統計解析結果
 第25章 サム,93歳,体重350kg,フロリダのスーパーおじいちゃん:回帰分析でよくある2つの間違い
 第26章 マイクへの回帰 結婚相手にふさわしい友人がいまだに独身である理由の統計学的な説明
 第27章 OJシンプソン,サリー・クラーク,ジョージ,そして私 条件付き確率
 第28章 彼は彼女に恋をする,彼女は彼に興味がない,彼は多重検定を始める
 第29章 全く関心がないこと なぜp値を比較すべきでないのか
 第30章 マラソンで勝つには 時間をかけて起ることの測定間違いを避ける
 第31章 ひどい統計処理とベーコンサンドイッチの違い 統計にルールはあるか?
 第32章 ゴミ箱をみてみよう 統計学について知るべきことはこれだけかもしれない
 第33章 意味のある数値 数学と科学をつなぐ
 第34章 涙でみえなくても,統計学は人を扱う学問です

定価:本体2,800円+税
在庫:在庫あり