おうちの科学

おうちの科学

暮らしに効く おいしい!うれしい!なるほど!サイエンス
著者名 内田 麻理香
発行元 丸善出版
発行年月日 2011年12月
判型 四六 188×128
ページ数 128ページ
ISBN 978-4-621-08474-8
Cコード 0040
NDCコード 400
ジャンル 科学一般 >  科学読み物
実用 >  趣味・実用

内容紹介

本書「おうちの科学」は、中日新聞・東京新聞の連載をまとめた一冊。炊事・掃除・洗濯といった日々の暮らしに役立つサイエンスを、やわらかいタッチのイラストとともに54個紹介。「世の中の人にとって、科学の知識は必要か?」 知らなくてもとりあえずは困らない、ことばかり。しかし、新しい視点を得たことはわくわくする体験であり、科学を知ることの醍醐味がここにある。科学や技術は人にとって芸術や哲学や文学と同じように、個々人の「新しいめがね」になって、人をハッピーにする面もいまだに、そして今後も持ち合わせている。人々に災厄を与えるのも科学や技術だが、人々をその被害から救い、問題を解決するのも科学や技術。

目次

ケーキ作りはストップウオッチで…
おいしいパンに塩が必須なのは…
梅酒造りの季節 氷砂糖を使うのはなぜ?
たかが、されどゆで卵 きれいにゆでるには
ゼ、ゼリーが固まらない!?パイナップルの力とは
あなたは軟派?硬派?水でお茶の味わいは…
秋に恋しいサツマイモ チンだと甘くない
大根やタケノコのえぐみ ぬかが取ってくれるのは
天ぷらベタッとさせるグルテンに勝つには
ビールの泡立ち ぬるいと多いのは
まさに“バブリー”な華やかさのシャンパン
おいしいハンバーグしょっぱい味方が活躍
カキのおいしい季節 塩で洗うと良いのは
黄身は固まり白身はとろり 半熟と逆 温泉卵の秘密
ふんわりだし巻き卵で幸せ気分
骨までいただける小アジなどの南蛮漬け
ふわふわホットケーキ マヨネーズが大活躍
チョコと食べると溶けてしまうガム
青いクリームのケーキに日本人はびっくり
油はねの裏側に水の一生の大変化が…
油と水の「仲人役」界面活性剤の素顔は
発酵はおいしいのに悲しい腐敗防ぐには
染みる涙とサヨナラ 玉ネギ切りの極意
はちみつを紅茶にいれたら色が黒くなっちゃった
甘いだけじゃない!憎みきれない砂糖の力
「米」から「ご飯」に でんぷん+水×熱は
これからおいしいリンゴ 切ると茶色に変色するけど…
昔は夏バテ防止だった 発酵食、甘酒の実力
コーヒーの味と香り複雑な魅力はどこから
熱伝導度、熱容量… 鍋には性質がある
果物のペクチンと酸 性質生かし、ジャムに
火がないのに加熱 IH調理器の不思議とは
炭火焼きと電子レンジ 新旧の“熱い”接点とは
おいしいレンジ生活はマイクロ波から
油汚れと重曹がコラボすると…
「天然」は善?「合成」は悪?
台所シンクの排水口に10円玉とは、これいかに
アジサイの色いろいろ 気まぐれさの裏に…
似たもの同士は仲良し 染み抜きでも大活躍
夏の風物詩、花火には金属がいっぱい
水は透明なはずなのに海が青いのはなぜ
ひんやり透き通った氷 家で作ると白く濁るのは
ホットにシュワッと夏にうれしい刺激、感じるのは…
恋しい使い捨てカイロ 鉄と空気はお熱い関係
目もくらむはず!?ダイヤの輝きの秘密
紅葉シーズン到来 緑色が消える!?のはなぜ
あなたは風の子?風邪の子?細菌とウイルスの違いは
お国らしさを出すのは「味」じゃない
便利な瞬間接着剤 分子同士手つなぐ
チョコレートの研究 ちょこっとかじると…
昔は化粧も命懸け!?便利で優れた鉛だけど…
捨ててはもったいない パスタのゆで汁の技
鉛筆はどうして紙に書ける
味わった後は『脱臭剤』

定価:1,320円
(本体1,200円+税10%)
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