内容紹介
教会の母聖堂である大聖堂は、過去の遺産であると同時に、現在も脈々と生き続けており、訪れるたびに別の顔が見えてくる。本書ではその大聖堂を軸に、イギリスの文化や歴史の世界を、知られざるエピソードを盛り込みながら活写した、もう一つの「英国」文化史である。本書の内容はすべて、現地に足を運んで調べた上で執筆されており、ガイドブックでは知り得ない内容が随所に散りばめられている。英国ファンには堪らない一冊。
目次
第一章 大聖堂ことはじめ
一 大聖堂の歴史
第二章 ロンドン・イングランド南東部
一 セント・ポール大聖堂
二 サザック大聖堂
三 ロチェスター大聖堂
四 カンタベリー大聖堂
五 ウィンチェスター大聖堂
第三章 イングランド東部
一 ベリー・セント・エドマンズ大聖堂
二 イーリー大聖堂
三 ピーターバラ大聖堂
四 ノリッジ大聖堂
第四章 イングランド西部・南西部
一 ソールズベリ大聖堂
二 ウェルズ大聖堂
三 グロスター大聖堂
四 ヘリフォード大聖堂
五 ウスター大聖堂
六 エクセター大聖堂
第五章 イングランド中部
一 サウスウエル・ミンスター
二 リンカン大聖堂
三 リッチフィールド大聖堂
第六章 イングランド北部
一 ヨーク・ミンスター
二 リポン大聖堂
三 ダラム大聖堂
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