スペインと日本人
著者名 | 福岡スペイン友好協会 監修 川成 洋 編 坂東 省次 編 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2006年06月 |
判型 | 四六 188×128 |
ページ数 | 200ページ |
ISBN | 978-4-621-06107-7 |
Cコード | 0322 |
NDCコード | 210 |
ジャンル | 社会科学 |
内容紹介
本書の第I部は、友好協会のある福岡県福津市で05年11月に開催した『ドン・キホーテ』出版四百年記念行事「ドン・キホーテ イン 福津」で行われた、パネル・ディスカッション「私のスペイン、私のドン・キホーテ」の記録。第II部は、わが国の歴史上あるいは現代の人物を通してみたスペインと日本人の多面的な関わりについて、知られざるエピソードを盛り込みながら、興味深く解説。スペイン好きにはたまらない話題満載。
目次
I 「私のスペイン、私のドン・キホーテ」――『ドン・キホーテ』出版四百周年記念パネルディスカッション
〔パネリスト〕川成 洋/堀越千秋/本田誠二/坂東省次/ギジェルモ・キルクパトリック/オルガ・ガルシア
〔コーディネーター〕宇田 懐
II
ザビエル城のお化け神父――フランシスコ・ザビエル 古川 薫
スペインでの貴重な文化交流体験――天正遣欧少年使節 パチェコ・ディエゴ
殉教者たちが残したメッセージ――日本二十六聖人 デ・ルカ・レンゾ
望郷の町コリア・デル・リオでの意外な話――支倉常長一行 太田尚樹
明治の先駆的イスパノフィロ――内村鑑三 世路蛮太郎
孤高のスペイン語辞書編纂者――村岡 玄 浅香武和
佐賀生まれの国際ジャーナリスト――坂井米夫 山口晴美
スペイン内戦、「第十五国際旅団」の炊事兵――ジャック白井 川成 洋
戦禍の跡生々しいスペインで見たもの――野上弥生子 狩野美智子
スペイン人のスパイ組織に諜報活動を依頼した公使――須磨彌吉郎 川成 洋
『南蛮のみち』の旅――司馬遼太郎 坂東省次
西欧に魅せられた詩人にして小説家――堀田善衛 坂東省次
セビーリャの人。書いた。訳した。しゃべった。――氷川玲二 渡辺雅
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