内容紹介
第17巻は医療制度・医療政策・医療経済を扱い、アジア、オセアニア、アメリカ、ドイツ、スウェーデン各国の状況を紹介する。医療を安全に推進するための法政策、感染症対策としての医療経済、国際的な健康水準の現状把握、国家・地域間の健康格差の要因や原因、その格差を最小限にするための対策や政策などを研究する国際保健学について論じ、我が国における医療安全推進のための取り組みとして、医療事故情報の収集、医療事故の原因解明と分析についてその目指すべき方向性と課題を検討する。医療を安全に推進するための法政策、感染症対策としての医療経済、国際的な健康水準の現状把握、国家・地域間の健康格差の要因や原因、その格差を最小限にするための対策や政策などを研究する国際保健学について論じる。我が国での医療安全推進のための取り組みとして医療事故情報の収集、医療事故の原因解明と分析についてその目指すべき方向性と課題を検討する。
目次
第1章 医療の質,経済性,公正性,そして制度づくり
第2章 医療資源分配
第3章 国際保健
第4章 感染症対策における生命倫理
第5章 生活習慣病と健康政策
第6章 アメリカの医療政策
第7章 アジア、オセアニア地域の医療政策・医療保障制度
第8章 スウェーデンの医療における基本法制――医療安全推進のための法政策
第9章 ドイツの医療政策
第10章 保健・医療の行政学
第11章 医療安全の実践と政策
第12章 医療システムの経済分析
第13章 医療の財源
第14章 人口問題と医療政策
第15章 医療保険システムの持続性