バスサービスハンドブック 改訂版

バスサービスハンドブック 改訂版

発行元 土木学会
発行年月日 2024年01月
判型 A5 210×148
ページ数 546ページ
ISBN 978-4-8106-1097-0
Cコード 3051
ジャンル 土木・建築 >  土木 >  道路・交通工学

内容紹介

― 地域社会を支える公共交通サービスの体系的なつくり方が身につく一冊 ―
生活を支える公共交通サービスは一種の社会資本といえる.本書は,バスサービスのみならず人々が生活を営む上で必要な公共交通サービス一般について, “それを確保するための地域社会の役割は何か” という視座に立ち, 確保すべきミニマム水準,社会的公平性,運賃と税による負担のあり方,公共調達,事業効率性などに関する地域社会としての基本方針とその実現方策,そのために必要な計画技術を体系的に解説したハンドブックである.公共交通計画に関する類書の多くが維持・改善の対象としているのが公共交通事業であるのに対し,本書で維持・改善しようとする対象は地域住民の生活である.平易な記述に努めており,全国の自治体担当者やコンサルタントにぜひ一読していただきたい.

目次

改訂にあたって
はじめに
第I編 バスサービスを取りまく環境と地域の役割
1章 バスサービスの役割と諸問題
2章 需給調整規制の廃止の意義と地域行政の地域公共交通政策
3章 地域・自治体(行政)が果たすべき役割
4章 政策科学的手法による総合交通計画の策定
第II編 政策課題への対処の基本的手順と留意事項
概説
課題例1〜課題例11
第III編 地域でつくる公共交通計画
1章 概説
2章 地域公共交通計画(LTP)策定の考え方
3章 地域公共交通マスタープラン(LTPマスタープラン)の意義と内容
4章 地域公共交通計画(LTP)の内容構成
5章 地域公共交通計画(LTP)の策定プロセス
補章 むすび
第IV編 分析・計画の技術と手法
1章 バスサービスの市場とサービス供給体制
2章 調査
3章 分析
4章 設計
5章 評価
6章 利用促進策
付録 地域公共交通に関わる法令、ガイドライン等

出版社からのメッセージ

本書は『バスサービスハンドブック』(2006年11月刊行 ISBN:978-4-8106-0452-8)の改訂版です。

定価:3,080円
(本体2,800円+税10%)
在庫:在庫あり