内容紹介
【維持管理編】は、維持管理の原則を述べる[本編]、標準的な維持管理を実施する上での共通の必要事項を記した[標準]、維持管理を[標準]に従って実施する中で特に留意が必要な事項をとりまとめた[標準附属書]、および[付属資料]を加えた4編構成です。
今回の改訂では定期の診断をルーチンワークであると位置付け、そのため事前に綿密な維持管理計画を立案することとしました。[標準附属書]には維持管理によって設計耐用期間を通じて構造物の性能を確保するための考え方を示す編を加えました。また「作用」に着目し、作用の種類と劣化機構との関係を横断的に整理する章を新たに設けました。他にも複合劣化への対応を解説する章を設け、対策の工法を目的別に分類するなど、実務者にとってさらに有用な内容とすることを目指して改訂を行いました。
目次
[維持管理編:本編]
1章 総則
2章 要求性能
3章 維持管理の方法
[維持管理編:標準]
1章 総則
2章 維持管理計画
3章 点検
4章 劣化機構の推定
5章 予測
6章 性能の評価および判定
7章 対策
8章 記録
[維持管理編:標準附属書]
1編 劣化機構
2編 既設構造物の性能の確保
3編 調査
4編 構造物・部材
[維持管理編:付属資料]
1編 外観上のグレードに基づく性能評価(試案)
2編 維持管理事例
3編 プレストレストコンクリートの維持管理事例
4編 鋼材埋込み定着部の維持管理事例
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