内容紹介
平成13年に「実務の先輩たちが書いた土木構造物の耐震設計入門」を出版、平成23年に改訂してきましたが、さらに9年を経て耐震基準の改定等の技術的な変遷から、今回、2022年改訂版を発行することとなりました。
本書は、耐震設計の体系および基準の変遷、ものの揺れ方の基礎、耐震構造計画(新設章)、構造物の耐震設計の基礎、土の動的特性と地盤震動の問題、地盤応答の基礎等に関する内容で構成され、耐震設計実務に直結した解析法や設計法の基本原理と本質をできるだけわかりやすく解説しています。
本書により、土木構造物の耐震設計における最新の設計技術はもちろんのこと、地震被害の重大さを認識し、耐震設計の設計思想、限界や課題を理解していただくことを願っております。
目次
第1章 耐震設計の体系及び基準変遷
第2章 ものの揺れ方
第3章 耐震構造計画
第4章 土木構造物の耐震設計の基礎知識
第5章 地盤の動的性質と地震震動
第6章 地震時の地盤応答と応答解析の基礎知識
出版社からのメッセージ
本書は『実務に役立つ耐震設計入門』(2010年2月刊行 ISBN:978-4-8106-0731-4)の改訂版です。
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