日本の都市化

日本の都市化

刈谷の工業と政治(1872-1972)
著者名 Gary Allinson
柴田 みつ子
発行元 丸善プラネット
発行年月日 2022年10月
判型 B5 257×182
ページ数 288ページ
ISBN 978-4-86345-509-2
Cコード 3021
ジャンル 人文科学 >  歴史学

内容紹介

1975年刊行の『Japanese Urbanism: Industry and Politics of Kariya, 1872-1971』の完全日本語訳。本書のテーマである刈谷市は1972年の時点で人口9万人、その多くがトヨタ系大企業数社に雇用されている。1922年、トヨタは刈谷の地域社会に初めて、その名を登場させた。以来、トヨタは刈谷の経済の命運に大きな影響を及ぼしてきた。小規模繊維工場としてのささやかな創業から世界最大企業の1つとなるまでの成長過程を織り込み、アリンソン氏はトヨタの歴史、トヨタと他の日本企業との関係、トヨタの経営および労務、地方政治におけるトヨタの役割を解明する。

目次

第1章  はじめに 
第2章  前近代の踏襲 1872-89年
第3章  国民国家への足並み 1889-1921年  
第4章  工業主義の到来 1922-31年
第5章  将来への模索 1932-45年  
第6章  急進派の一幕 1945-55年
第7章  工業による主導 1955-67年  
第8章  豊かな時代へ 1967-72年
第9 章  結論  
訳者あとがき

定価:2,200円
(本体2,000円+税10%)
在庫:品切れ・重版未定