ヒロシマ平和学を問う

ヒロシマ平和学を問う

著者名 広島大学総合科学部
水羽 信男
発行元 丸善出版
発行年月日 2021年01月
判型 四六 188×128
ページ数 190ページ
ISBN 978-4-621-30590-4
Cコード 1321
NDCコード 201
ジャンル 人文科学
人文科学 >  歴史学

内容紹介

1945年8月6日、広島市に原爆が投下された。しかし、その一日のみで、一国単位で、「平和教育」という枠組みだけで、原爆投下を捉える必要はない。「ヒロシマ」と「平和」を問い直した先に、私たちは何を知り、何を考えるべきなのだろうか。本書では国民国家・総力戦体制、ナショナリズム、中央と地方の3つの視点から、ある時は東アジア史全体の中で、ある時は広島市の視点から、明治以降戦後の平和運動にいたる広島原爆投下/「ヒロシマの形成」の歴史を問い直していく。

目次

序章 広島と平和を考える視座について
 コラム1 社会主義とは
第1章 明治・大正期のアジアと広島
第2章 日中14年戦争と広島
 コラム2 時期区分と戦争の呼称について
第3章 アジア・太平洋戦争と広島
第4章 広島8月6日とその後
 コラム3 史料について
第5章 敗戦から第1回原水爆禁止世界大会まで
第6章 第1回世界大会から第9回大会の分裂まで
終章 ヒロシマと廣島をとらえ直す






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