学術コミュニケーション入門
知っているようで知らない128の疑問
原書名 | Scholarly Communication |
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著者名 | Rick Anderson 原著 宮入 暢子 訳 |
発行元 | アドスリー |
発行年月日 | 2022年10月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 320ページ |
ISBN | 978-4-904419-95-3 |
Cコード | 0004 |
ジャンル | 科学一般 |
内容紹介
学術コミュニケーションの世界では、新しい知識の創造と伝達に関わる数多くの関係者が互いに影響を及ぼしながらさまざまな役割を果たしています。長く培われた学問の伝統と、デジタル革命によってもたらされた急速な変化は渾然一体となって、複雑なエコシステムを形成しています。そこで交わされるコミュニケーションはもはや学術出版だけでなく、インターネットを通じて広く伝播し、社会におけるさまざまな課題の探求と解決に役立てられています。本書は学術コミュニケーションの全体像と新たな潮流に関する入門書として、その諸相を質問形式でわかりやすく解説します。大学学部生から大学院生、研究者はもちろん、研究支援、学術出版やアカデミックベンチャーに携わる方々にも、背景知識と最新動向を理解するためのガイドブックとして有用です。
目次
訳者まえがき・はじめに
1. 学術コミュニケーションの定義と歴史
2. 研究者と学術コミュニケーション
3. 学術コミュニケーションの市場
4. 学術出版の仕組み
5. 著作権の役割
6. 図書館の役割
7. 大学出版局の役割
8. Google Booksとハーティ・トラスト
9. STMとHSS:ニーズと実践
10. メトリクスとオルトメトリクス
11. メタデータとその重要性
12. オープンアクセスの機会と課題
13. 学術コミュニケーションにおける課題と論争
14. 学術コミュニケーションの未来
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