毒をめぐる生物学

毒をめぐる生物学

著者名 芳賀 英吾
斎藤 徹
発行元 アドスリー
発行年月日 2018年06月
判型 B6 182×128
ページ数 116ページ
ISBN 978-4-904419-77-9
Cコード 1045

内容紹介

薬にも毒にもなる化学物質。身の回りにあふれる化学物質を毒性の観点から紹介。化学物質の使用、有害性、毒性の種類、中毒事故の実態(発生源、作用、症状、診断法)などについてやさしい解説を試みました。化学製品の正しい使い方、化学物質の影響から身を守るための知識を得るための一助となれば幸いです。

目次

【第1章 化学物質と毒性(芳賀英吾、斎藤徹)】毒・毒性・毒性物質/毒性学/化学物質とその毒性/暴露(投与)/吸収・分布・代謝・排泄/化学物質の危険性/毒性の種類/化学物質の毒性の判定基準/毒性試験/毒性試験における試験系の確保/毒性試験における対照/毒性試験の実施/毒性試験結果の評価
【第2章 化学物質と中毒(寺田賢)】中毒と依存の定義/毒物の分類および種類/毒物作用の強さ/毒物の生体内運命/中毒作用の要因/中毒の診断法/薬毒物の分析法/アルコールによる中毒/自然毒による中毒/ガス体(気体)による中毒/農薬による中毒/重金属による中毒/医薬品による中毒/乱用薬物による中毒/家庭内での中毒

定価:1,760円
(本体1,600円+税10%)
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