木質構造部材・接合部の変形と破壊
発行元 | 日本建築学会 |
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発行年月日 | 2018年02月 |
判型 | A4 297×210 |
ページ数 | 168ページ |
ISBN | 978-4-8189-0645-7 |
Cコード | 3052 |
ジャンル | 土木・建築 |
内容紹介
本書では、多くの構造性能が接合部で決まるといわれる木質構造建築物について、既往の研究や実験の結果、事故や災害の記録の中から、木材及び木質材料による構造部材とその接合部、そしてそれらからなる構造体の変形と破壊の実現象を取り出して紹介することで、どこまでが安全なのか、どのように現象を理解するべきなのか、を考える手掛りを提供したい。また、そこを出発点として、どこまでが安全に利活用できる範囲なのかを考え、その範囲を拡げるための手助けとなる情報も併せて提供したい。
目次
1. はじめに
2. 木質構造における破壊の特徴と設計の考え方
3. 材料としての木材
4. 接合要素
5. 構造要素
6. 建物で起きる障害・破壊の実例
7. まとめと今後の課題