観光戦略としての宗教

観光戦略としての宗教

長崎の教会群と場所の商品化
著者名 松井圭介
発行元 筑波大学出版会
発行年月日 2013年03月
判型 A5 210×148
ページ数 200ページ
ISBN 978-4-904074-26-8
Cコード 1026
ジャンル 人文科学 >  宗教学

内容紹介

現在、世界は聖地に満ちあふれている。場所の魅力を発見し聖地を創造するという試みは、全国各地の自治体における、観光まちづくりや地域振興の実践にあたっての重要な地域課題である。本書は、聖地創造の仕掛けやホスト側の対応を通して、宗教空間がいかに観光資源と化されるのか、さらに場所の商品化の課題は何かについて、長崎県におけるキリシタンを事例に考察したものである。

目次

○まえがき 1.宗教とツーリズム 2.長崎におけるキリスト教 3.ホストの側の観光動態 4.世界遺産登録への動き 5.教会を訪れる人びと 6.創造される聖地巡礼 7.場所の商品化とその課題 ○あとがき、参考文献、索引

定価:3,080円
(本体2,800円+税10%)
在庫:品切れ・重版未定