文学、社会、歴史の中の女性たち<Ⅱ>
学際的視点から
著者名 | 白百合女子大学 21世紀ジェンダー研究会 編 |
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発行元 | 丸善プラネット |
発行年月日 | 2013年02月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 162ページ |
ISBN | 978-4-86345-158-2 |
Cコード | 0090 |
ジャンル | 人文科学 > 歴史学 |
内容紹介
2009年から白百合女子大学において学科横断的に教員有志で始まった「白百合女子大学『21世紀の女子大学におけるジェンダー教育・研究確立への試み』研究会」により過去4年に行われた学内のリレー講義及び研究会、海外での合同シンポジウム等の中から、文学・社会・歴史の中の女性像をテーマとした諸研究をまとめたもの。『文学、社会、歴史の中の女性たち〈Ⅰ〉──学際的視点から』(2012年2月、丸善プラネット)の続編にあたる。
目次
■文学における女性の文芸活動(久保田 淳)
■石上露子の「代替的」希望──軍国主義の中の「養子」と「天職」(セン・ラージ・ラキ)
■雑誌『處女地』の試み(小林明子)
■感受性が結ぶ母娘の絆――女流ゴシック小説における母性の表象(土井良子)
■女性は何を祈ったか(長島世津子)
■植民地における女子教育、その決定不可能な領域(李 禧京/李 垠庚・権 明愛 訳)
■不幸を呼ぶ恋愛と妊娠──『フェルモサ』期の張文環の作品に見る植民地男女の婚外関係(呉 亦唽)
■教育とジェンダー──昭和初期の高等女学校教育に注目して(宮下孝広)