内容紹介
20世紀の日本は公害問題の発生と克服、地球環境問題と、常に環境問題と背中合わせ時代であった。そして昨今では「持続可能な開発」「循環型社会形成」が 盛んに叫ばれている。本書は、世界に先駆けて「公害」を克服した日本の環境行政と企業の取り組みを明らかにし、今後の指針を示している。「環境」に対する 一人一人の意識改革が必須となっている今日、是非、多くの方々に読んでいただきたい一冊である。
目次
第1部 工業化の進展と鉱害、公害の激化
第2部 「公害国会」と公害関連法規の整備
第3部 公害問題から環境問題へ
第4部 地球環境問題と循環型社会の形成