内容紹介
昭和58年2月に発刊した「道路構造令の解説と運用」の改訂版においては、旧版(昭和45年度版)にあった交通容量に関する部分が削除されております。これは、交通容量が調査研究によって常時究められていくべきものであり、基準として拘束すべきものではないこと、また、交通容量およびそれを用いた交通状況の評価が、道路構造令の解説の一部というよりも、一冊の図書として体系的に解説すべき内容を持っていること等の理由によるものであります。 本書は、この考え方に沿って、当協会交通工学委員会における審議を通じて取りまとめたものであります。
目次
はじめに
第1章 交通容量とサービス水準
第2章 単路部の交通容量
第3章 平面交差点の交通容量
第4章 ランプ部の交通容量
第5章 織込み区間の交通容量
第6章 交通容量の計画・設計への適用
第7章 道路区間の1日(昼間12時間)の交通情況の評価