密度汎関数法の発展

密度汎関数法の発展

マテリアルデザインへの応用
著者名 赤井 久純 編著
白井 光雲 編著
発行元 丸善出版
発行年月日 2011年09月
判型 A5 210×148
ページ数 371ページ
ISBN 978-4-621-06308-8
Cコード 3055
ジャンル 物理学 >  量子力学
化学・化学工学 >  理論化学・情報化学・計算化学

内容紹介

密度汎関数理論を基礎にした計算はこの30年間に急速に発展し、多くの物質の性質を理論のみによって説明することができるようになってきた。この発展の先にあるものは、理論による新しい物質の創成であり、それはまた新しい材料開発やデバイスのデザインにまでつながる。そのような方向を目指した研究が現実にも実を結びつつある。

目次

第I部 基礎理論編

第1章 密度汎関数法と局所近似

第2章 密度汎関数理論の発展


第II部 計算手法編

第1章 バンド理論

第2章 計算手法の発展


第III部 応用編

第1章 半導体への応用

第2章 磁性と伝導の制御

第3章 スピントロニクス応用

第4章 高圧物理と第一原理計算,物性と構造予測から物質合成へ

第5章 強誘電体・圧電体への応用

第6章 表面反応,ナノ構造の制御

第7章 不均一触媒反応過程の第一原理シミュレーション

第8章 生体反応の量子ハイブリッド分子動力学シミュレーション


第IV部 物理を超えて

第1章 計算機マテリアルデザインの社会学


索引

定価:4,950円
(本体4,500円+税10%)
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