リスク危機マネジメントのすすめ

リスク危機マネジメントのすすめ

著者名 宮林 正恭
発行元 丸善出版
発行年月日 2013年01月
判型 四六 188×128
ページ数 192ページ
ISBN 978-4-621-08564-6
Cコード 3034
ジャンル 社会科学 >  経営工学・リスクマネジメント

内容紹介

近年、おもに企業におけるリスク危機管理は組織・個人問わず最重要課題になっている。ここ数年に発生した企業危機、重大事故などの多くは、リスクや危機に対する管理の軽視や欠如、対応が一面的で不十分だったために大きな問題へと発展していった事例も多い。記憶に新しい3.11東日本大震災とそれに伴う福島第一原発事故はその最たるもので、今後ますます危機管理への備えや重要性は増す一方であると考えられる。全世界的に急速な変化が起こっている現代社会では、各企業のみならず、各個人を含めてリスクは急速に増大しており、いまやリスク危機マネジメントの発想は、社会や企業のリーダーはもとより、われわれ一人ひとりにとっても不可欠である。本書では、日本社会にフィットする論理性を持った入門書の位置づけを保ちつつも、おもに企業で働くビジネスパーソンにむけて、必要と思われる内容や事例に絞り込み、すぐに実務に役立てられる必携書。

目次

第1章 リスク危機マネジメントとは?
 コラム1 これまでの「リスクマネジメント」や「危機管理」と比べたリスク危機マネジメントの特徴
 コラム2 「リスク危機マネジメント」のメリット
 コラム3 リスクマネジメントとクライシスマネジメントの関係
第2章 リスク危機マネジメント対象領域の整理
第3章 リスク危機マネジメント学とリスク危機マネジメント論
 コラム4 リスク危機マネジメント論
 コラム5 リスク危機マネジメントの研究方法
 コラム6 失敗学
第4章 リスク危機マネジメントを意識して行うことが必要な時代
 コラム7 BCPおよびBCM、そしてレジリエンス
 コラム8 内部統制および日本版SOX法
 コラム9 リスク危機マネジメントの国際標準
第5章 リスク危機マネジメントを行う際の基本認識
 リスクと危機は背中合わせ
 何もしなくてもリスクは増大する
 危機は異常事態
 リスク危機マネジメントは将来のことを考える
 人間のする行為
 コラム10 心理的バイアス
 組織が人間の行動を拘束
 危機の時は十分な情報が入らないのは当然
第6章 リスク危機マネジメントを行う時の考え方
 一般的標準的手順
 ダイナミックプロセス
 リスク危機マネジメントにおける「トップダウン」
 人間の弱点をカバーするためのリスク危機マネジメント
 リスク危機マネジメントの実行
 リスク危機マネジメントのコスト
 「リスクはゼロ」の神話はない
 優先度付けが必要
 理想を目指した現実主義的アプローチ
 リスクが発現し危機となるメカニズムのモデル
第7章 リスク危機マネジメントの体系的マネジメントの実施
 リスクのリストアップと優先的にリスク危機マネジメントを実施すべき対象の選定
 リスクの内容の粗い分析と対処方針の決定
 コラム11 リスクの付け回しとあいまい化
 リスク分析ならびにリスクの軽減方策の策定と実行
 危機に備えた準備
 危機の認知
 異常事態(危機)対応行動および危機克服のための行動
 異常事態(危機)対応行動および危機管理行動の終了
 危機対応のフォローアップ
 リスク危機マネジメントの全体マネジメント
 コラム12 社会、組織、個人の間の利害不一致(コンフリクト)
 コラム13 リスクアセスメントとリスクアナリシス
 コラム14 サラリーパーソン社会とリスク危機マネジメント

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