化学品の安全管理と情報伝達
MSDSとGHSがわかる本
著者名 | 一般財団法人 化学物質評価研究機構 編 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2011年04月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 191ページ |
ISBN | 978-4-621-08346-8 |
Cコード | 3058 |
ジャンル | 化学・化学工学 |
内容紹介
化学物質または混合物(化学品)を取り扱う人たちの安全性確保や環境の保護を目的として、安全に使用するための情報伝達の手段としてMSDS(化学物質安全性データシートまたは安全性データシート)を提供。この伝達情報は、いままで国や地域によってばらばらだったが、国連のGHS(化学品分類および表示に関する世界調和システム)により、統一化がはかられた。 よって、本書では、MSDSの必要性、MSDSの内容の読み解き方、MSDSの作成方法といった素朴な疑問から、さらに、実際に化学品を取り扱う作用現場などでとくに重要な保護具に関する情報やMSDSを活用した作業環境のリスクアセスメントなど、より専門的な内容を解説。また、GHSの考え方をMSDSへ取り入れることが国際的に合意されたことにより、日本でもGHS対応のMSDSが主流となってきたため、GHS分類の意味や方法についての詳細を解説。
目次
1 MSDSとGHSの概要-MSDS,GHSとは何か-
2 MSDSの必要性-MSDSはどんなときに,どんな形で必要か-
3 MSDSの作成とGHS分類の実施-MSDSは誰が,どのように作成するか-
4 MSDSの活用事例-保護具の適切な使用,作業環境でのリスク評価-
5 MSDSのこれから-MSDSはどのように展開するのか-
付録 MSDSの作成例と作例ガイド
略語一覧