爆発物探知ハンドブック
| 著者名 | 火薬学会 爆発物探知専門部会 編 |
|---|---|
| 発行元 | 丸善出版 |
| 発行年月日 | 2010年12月 |
| 判型 | A5 210×148 |
| ページ数 | 184ページ |
| ISBN | 978-4-621-08331-4 |
| Cコード | 3058 |
| ジャンル | 化学・化学工学 |
内容紹介
本書は、火薬学会 爆発物探知専門部会編集で、テロ対策の爆薬探知を目的に、爆発物に関する最先端の内容を解説した書籍。火薬学会は爆発物の安全な利用を研究する学会として、テロ対策のための爆発物検出の研究を組織的にリードする学会。既に2002年に、「火薬分析ハンドブック」（火薬学会編）を刊行し、爆発物探知にも触れているが、この後の爆発物探知技術の進歩が著しく、まとめた書籍の刊行が望まれていた。 爆発物対策の第一線で活躍する著者らが、爆発物の概論、最先端の爆発物探知装置の概要と運用、及び国際事情について、豊富で貴重な資料を基に、わかりやすく解説。
目次
１章 爆発物について
１．１ 序論
１．２ 爆発の定義
１．３ 爆薬の分類
１．４ 爆薬の物理・化学的特性
２章 爆発物探知について
２．１ 爆発物探知
２．２ トレース探知
２．３ バルク探知
２．４ 爆発物探知の応用
３章 爆発物テロ対策
３．１ プラスチック爆薬探知条約
３．２ アメリカ運輸保安庁（ＴＳＡ）の取組み
３．３ 連邦捜査局（ＦＢＩ）
３．４ 外国での爆発物原料規制
３．５ 国内対策について
３．６ 一般の爆発物テロ対策
４章 爆発物の脅威
４．１ 爆発現象論
４．２ 爆発物の脅威
４．３ 爆発物の被害距離
５章 爆発物対策
５．１ 爆発物防護措置
５．２ 爆発物処理
付録
付録１．爆発性化合物のデータ
付録２．爆発物探知および対策関係書籍
付録３．爆発物探知関係の国際集会および会議
付録４．最近の爆発物テロ事件
付録５．国内における手製爆弾に関連する事件
付録６．用語解説
付録７．各種数値の算出式集
