エコアクションが地球を救う! 第2版
著者名 | 山本 良一 監修 社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会 編著 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2008年01月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 152ページ |
ISBN | 978-4-621-07947-8 |
Cコード | 0036 |
NDCコード | 519 |
ジャンル | 社会科学 |
内容紹介
技術の発達や世界市場経済は、我々のこの上なく利便性の高い生活を実現させているが、と同時に、その環境負荷は地球の限界に達しつつあるのが現状といえる。有限で劣化しやすい地球に住む我々は、生活の全てを生態系(自然界)に頼りながら、一方で、排出する環境汚染物質は50年から200年も生態系に影響を及ぼし続ける。その意味で、地球を支配する人類は、全ての生命と未来世代に対して特別な責任を負っている――。本書は、持続性可能社会の実現のために、まず、我々が直ちにできる「エコ・アクション」について、最新のデータも盛り込みながら具体的に提言する、実践本。
目次
第1章 地球からSOSが聞こえる
深刻化する地球環境の劣化
このままではどうなるの?
生活の中から環境問題を考える
<Break> エコ診断 エコライフ・チェックをしてみよう
第2章 限りある資源を上手に使おう!
食べ物の向こうにある環境問題
1.土を劣化させる過度な食料生産
2.食料輸入と環境とのかかわり
3.食料にかかるエネルギーは?
4.環境にやさしい食生活
使い捨てが森林を減少させる
1.熱帯林が消えていく
2.外国産の木材に囲まれた暮らし
3.使い捨てられる緑
便利さを求めすぎると地球の資源は枯渇する
1.限りある資源を使う携帯電話
2.いつでもどこでも買える缶飲料
3.増えつづけるペットボトル
ごみ箱から始まる環境問題
1.ごみの量と質の変化
2.ごみはどこへ行くの?
3.産業廃棄物は環境汚染に大きくかかわっている
大量消費社会から循環型社会へ
ヨーロッパの国々の環境への取り組み方
<CHEAK LIST> 地球を救う100の方法―その1―
第3章 水を大切にし化学物質を減らそう!
私たちになくてはならない水
1.地上を循環している水
2.蛇口から見える環境汚染
3.私たちの暮らしが世界の水問題につながっている
身の回りにあふれる化学物質
1.暮らしの中の化学物質
2.化学物質がもたらす“不透明な未来”
3.化学物質に関する新しい取り組み
<CHECK LIST> 地球を救う100の方法―その2―
第4章 省エネ大作戦でストップ温暖化!
地球温暖化
1.地球温暖化ってどういうこと?
2.地球温暖化でどんな影響が?
私たちの生活とCO2
1.こんなに出ている!家庭からのCO2
2.電気とCO2
3.省エネ家電を選ぼう
4.水とガスのCO2
5.エネルギーを大量に使うコンビニ
6.住宅とCO2
7.車とCO2
エネルギー問題の解決を目指す新技術&システム
1.エコ・カーと交通システム
2.新しいエネルギーシステム
3.ストップ・ザ・温暖化への国際的な取り組み
<CHECK Sheet> あなたの部屋のCO2排出量
<Break> 省エネ○×クイズ
<CHECK LIST> 地球環境を救う100の方法―その3―
第5章 グリーンコンシューマーになろう!
私たちの買い方で社会が変わる
1.グリーンコンシューマーって何?
2.環境に配慮した商品につけられる環境情報
3.環境情報に国際規格
4.環境に配慮したお店を選ぼう
5.環境に配慮した企業を応援しよう
6.グリーン購入実践ガイド
<CHECK LIST> 地球を救う100の方法―その4―
第6章 地球市民になろう!
“成長”から“世界的均衡”へ
豊かさってなんだろう?
求められる環境倫理―社会的責任を意識した消費者へ
すべての生命と共生する地球市民になろう
<CHECK LIST> 地球を救う100の方法―その5―
IT活用編
ITをエコアクションに積極的に活用しよう
1 環境情報を入手する~現状を把握する~
2 環境に配慮した商品やサービスを選ぶ
3 商品・サービス購入のためのお店選び
<体験>エコアクションしてみよう!
4 環境に貢献する企業を見極める
5 環境をポイントに投資先を選ぶ
6 エコライフを楽しもう
7 行政や政党に私たちの声を届けよう
8 広告やメディアの環境情報を監視する
9 ITを使って互いに呼びかけあおう
10 NGO/NPOに参加する