内容紹介
本書は、米国における通信工学の定番教科書であるLathiのModern Digital and Analog Communication Systems(原書3版)の翻訳。原著は大部な書なので、翻訳にあたっては、基礎編・応用編の二分冊で刊行。本書基礎編(1〜9章)では、信号のない場合のディジタルとアナログの通信システムの動作、およびその基礎となる信号解析(フーリエ解析)について詳説。必要に応じて、例題を解きながら、懇切丁寧に通信システムのエッセンスを学んでいけるので高度な内容もステップバイステップで自然に習得できる。本格的に、ディジタルとアナログ通信システムを学ぶための大学教科書としては極めて優れている。通信工学技術者にとっても、重要な基礎の復習あるいは再整理という観点からも推薦できる。
目次
1章 序論
2章 信号入門
3章 信号の分析と伝送
4章 振幅(線形)変調
5章 角度(指数)変調
6章 標本化とパルス符号変調
7章 ディジタルデータ伝送の基礎
8章 新たなディジタル通信技術
9章 最近の通信技術の進展およびその他のトピックス
付録
索引
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