内容紹介
本書は読みやすさを第一に、そして最新の情報を取り込んでいる。そのことにより、初心者にも、そして経験豊かな人にも、両者にとって、研究論文を書く上で役に立つ。例文は主に医学と生物学の分野から取り上げる。この本では、タイトルの付け方から参考文献の作り方まで、科学論文を執筆する上でのノウハウを一から紹介。説明図、とくにグラフは、いい例と悪い例の違いがよく分かるよう、悪い例を描き直したものも提示。さらに、プレゼンの仕方、原稿をどのジャーナルにどうやって投稿したらよいか、さらには校正の仕方にも触れる。良いサンプルと悪いサンプルの両方を実際の論文からピックアップしており、そのことが、筆者の主張をさらに裏付ける。
目次
第1話 書くことの基本
第2話 科学論文で使われる表現
第3話 原稿の下書き
第4話 どの雑誌に投稿するか?
第5話 グラフの書き方
第6話 表のデザイン
第7話 タイトル
第8話 執筆者
第9話 要旨
第10話 序論
第11話 実験方法
第12話 結果
第13話 考察
第14話 謝辞
第15話 参考文献
第16話 数
第17話 略語
第18話 よくある統計上の誤り
第19話 入力
第20話 添え状
第21話 編集者や査読者への対処
第22話 校正
第23話 著者の責任
常に手元に置いておきたい参考図書
推薦図書
参考文献
索引
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