内容紹介
鉄筋コンクリート工学における現在の潮流である性能照査型設計法について詳しく解説するとともに、最も新しい「2002年制定 コンクリート標準示方書」に準拠するため単位系も含め全面的な見直しを行った改訂版。分かりやすいオリジナルな図面や設計式の導出過程の丁寧な解説、実践的な例題、さらにはつまずきやすい箇所に焦点を絞って解説する"One Pointアドバイス"など、本書の初版の特徴をさらに充実させた内容。
目次
I.鉄筋コンクリートの基礎と設計法
1章 鉄筋コンクリートの特徴と構造
2章 鉄筋とコンクリートの材料力学
3章 鉄筋コンクリート部材の設計法
II.梁・柱部材の断面解析と終局限界
4章 曲げモーメントを受ける部材
5章 軸力と曲げを受ける部材
6章 せん断力を受ける部材
7章 ねじりモーメントを受ける部材
III.平面部材の終局限界
8章 面外力を受ける平面部材
9章 面内力を受ける平面部材
IV.使用限界・疲労限界に対する検討
10章 ひび割れと変形
11章 疲労荷重を受ける部材