LINUX詳説 基礎編
著者名 | 井田 昌之 著 大島 正嗣 著 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2004年02月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 256ページ |
ISBN | 978-4-621-07357-5 |
Cコード | 3355 |
ジャンル | 電気・電子・情報工学 |
内容紹介
Linuxの基礎事項を丁寧に解説した入門書。各章には、その章の要旨とキーワードを先頭におき、内容構成にあたっては、単なるマニュアルとしての利用ではなく理解できることを念頭に、基本的な概念、具体的な方法・仕組を記述。ファイルの構造、通信・ネットワーク、テキスト処理、システムの機能と管理管理機能など実例を通してわかりやすく説く。
目次
序章
Linuxの特徴
利用者からみたUNIXの基礎となる概念
LinuxおよびUNIXシステムの歴史
Linuxの開発と普及
1 基本的な事柄
1.1 ユーザ名とパスワード
1.2 ユーザの保護
1.3 ログイン
1.4 入力の注意と約束
1.5 コマンドの入力
1.6 パスワードの設定と変更
1.7 ログアウト
2 ファイルシステムとその扱い
2.1 ファイルシステムの概要
2.2 ワーキングディレクトリとホームディレクトリ
2.3 ディレクトリの内容を見る―lsコマンド―
2.4 ルートディレクトリの内容
2.5 ワーキングディレクトリの移動―cdコマンド―
2.6 完全パス名と相対パス名
2.7 名前のつけ方
2.8 ファイルの内容を見る[1]―catコマンド―
2.9 ファイルの内容を見る[2]―more、tailコマンドなど
2.10 ワイルドカードキャラクタとメタキャラクタ
2.11 ファイルをコピーする―cコマンド―
2.12 ファイルの移動と名称変更―mvコマンド―
2.13 ファイルの削除―rmコマンド―
2.14 ディレクトリの作成と削除―mkdirとrmdir―
2.15 ファイルの所有権と保護
2.16 アクセス許可モードの参照と変更―ls―lとchmod―
2.17 ファイルに対するユーティリティコマンドのいくつか
2.18 ファイルシステムの内部構造
3 シェルコマンドシステム
3.1 導入―シェルの便利さ―
3.2 リダイレクション―コマンド中での標準入出力の切換え―
3.3 プロセスとpsコマンド
3.4 パイプ
3.5 コマンドの実行とプロセスの制御
3.6 プロセスの状態とユーザによる実行の制御
3.7 フィルタの概念
3.8 漢字処理のフィルタ例
3.9 シェルコマンド言語とシェル変数、ログインシェル
3.10 シェル機能の利用
4 端末間通信とネットワーク
4.1 Internet:基本的事項
4.2 各種管理コマンド
4.3 各種アプリケーション
4.4 通信の暗号化
5 テキスト処理
5.1 テキスト処理とエディタ
5.2 行エディタの基本的な動作
5.3 exエディタ
5.4 edエディタ
5.5 sedストリームエディタ
5.6 viスクリーンエディタ
5.7 端末属性データベース―termcap―
5.8 Emacsエディタ
5.9 整書体系
5.10 TeXによる整書
6 システム機構と管理機能
6.1 システム管理とシステム管理者の必要
6.2 ユーザの追加・グループの追加
6.3 rpm、apt等パッケージの使い方
6.4 プロセス起動設定
6.5 ネットワーク設定
6.6 日常的な運用:ログの管理、ユーザへの通知
6.7 ファイルシステムの管理
6.8 ld.so.conf
7 デスクトップ環境
7.1 X Window
7.2 基本的な使い方
7.3 各種アプリケーション