内容紹介
石見銀山が世界遺産に登録されて、我が国もちょっとした世界遺産ブームである。その走りともいえるのが、白川郷・五箇山の合掌造り集落である。手の平を合わせた形をした合掌造りを見ると、日本文化のすごさと深さを感じる。本書は、長年白川郷を研究してきた著者が、観光旅行者・生活者・研究者などのさまざまな「まなざし」から白川郷の「先」にあるものを探った本である。日本の文化と世界遺産に関心をお持ちの方に自信をもってお薦めする一冊。
目次
序 章 「世界遺産」と「まもること」
第1章 まなざし
第2章 景観
第3章 意識