ICRP Publ.103 国際放射線防護委員会の2007年勧告

ICRP Publ.103 国際放射線防護委員会の2007年勧告

発行元 日本アイソトープ協会
発行年月日 2009年09月
判型 B5 257×182
ページ数 320ページ
ISBN 978-4-89073-202-9
Cコード 3340
ジャンル 物理学 >  放射線物理

内容紹介

世界の放射線防護の指針である国際放射線防護委員会(ICRP)の基本勧告。1990年勧告の改訂版です。前勧告の問題点を見直し、防護体系の単純化を図っています。本勧告では、線量制限値を3段階の枠で示し、その適用について解説。また、従来のプロセスに基づく体系から、計画/現存/緊急時という3つの被ばく状況に基づく体系へと移行しています。1990年以降の物理学・生物学の進歩を取り入れ、放射線加重係数と組織加重係数、放射線損害を一部更新。その背景を、付属書A・Bで詳しく紹介しています。今後の放射線防護の動向を知るために必携の1冊!

目次

1 緒言
2 勧告の目的と適用範囲
3 放射線防護の生物学的側面
4 放射線防護に用いられる諸量
5 人の放射線防護体系
6 委員会勧告の履行
7 患者、介助者と介護者、生物医学研究志願者の医療被ばく
8 環境の防護

定価:3,850円
(本体3,500円+税10%)
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