木質構造基礎理論

木質構造基礎理論

発行元 日本建築学会
発行年月日 2010年12月
判型 B5 257×182
ページ数 354ページ
ISBN 978-4-8189-0598-6
Cコード 3052
NDCコード 440
ジャンル 土木・建築 >  建築 >  構造力学

内容紹介

本会において、木材だけでなく集成材などの木質材料を含めて構造を考える「木質構造」の呼称を使い始めてから15年余りが経過した。本書は、従来の「木構造」から大きく変わった木質構造の理論の背景や基礎を、最新の研究成果を基に解説したものである。他構造の専門家や建築構造専攻の学生などへの情報提供や、木質構造の技術水準の向上に資する内容となっている。

目次

第1章 木質構造のための数理・統計の基礎知識
第2章 木質材料の性質と工学的扱い
第3章 線材の力学理論
第4章 接合部の理論
第5章 トラス構造と筋かい耐力壁の理論
第6章 面材耐力壁系の理論
第7章 鉛直構面と柱頭柱脚引抜力の理論
第8章 水平構面の理論
第9章 水平剛性と剛性バランスの理論
第10章 荷重外力と設計の考え方
第11章 応力解析
第12章 振動特性と振動解析
第13章 終局耐力
第14章 制振と免震
第15章 破壊・崩壊問題

定価:4,840円
(本体4,400円+税10%)
在庫:品切れ・重版未定