内容紹介
平成26年5月に改定された「土木技術者の倫理規定」は、前文や基本理念などの記載を一切廃し、「倫理綱領」と「行動規範(9条)」からなるシンプルな構成となっています。 本書はこの抽象化が進んだ倫理規定について説明し、改定した意義などを解説しています。その上で、「技術者倫理」を学ぶための教材として利用できるように、なぜ土木技術者にとって倫理が必要なのかなどを詳細に解説し、具体的事例を取り上げて考察しています。 本書を常に手元に置いていただき、日常の様々な場面で土木技術者の倫理の醸成の一助として役立てていただければと思います。
目次
第1編 技術者倫理の必要性
第2編 土木技術者の倫理規定
第3編 倫理・社会規範に関する活動
第4編 技術者の倫理に関する研究
資料編