内容紹介
渋滞や環境,土地利用等の様々な都市・交通問題は,一人一人が「過度に自動車に依存する習慣」から「自動車や公共交通をかしこくを利用する生活」へと少しずつ変容していくことで抜本的に改善することが期待できます. モビリティ・マネジメント(MM)はこの認識の下,人々の意識や行動の自発的変化を期待し,人々に大規模かつ個別的に働きかけるコミュニケーションを主体とした交通政策です. 本書はMMの具体的実践を想定した手引き書であり,基本的な考え方・留意点から具体的手続きやツールなどの詳細等に至るまで仔細に解説しています.
目次
1章 モビリティ・マネジメントの「考え方」
2章 モビリティ・マネジメントの「実務的な基礎知識」
3章 住民を対象としたモビリティ・マネジメント
4章 学校教育におけるモビリティ・マネジメント
5章 職場におけるモビリティ・マネジメント
6章 特定路線の“利用促進”のためのMM
7章 MMで使用するメディアとツール