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【映像】BBC新刊「シェイクスピア その魅力に迫る」
BBC新刊「シェイクスピア その魅力に迫る」全6巻が発売致しました!
原題:Shakespeare Uncovered
日本語字幕・英語字幕版(音声:英語)
監修:河合 祥一郎(東京大学教授・日本シェイクスピア協会会長(2019-2020年度))
日本語字幕 翻訳:柏木 しょうこ
各巻本体価格:40,000円 全6巻本体価格:240,000円 各巻50分
※このDVDは団体のお客様のみへの販売になります。
※授業使用および学校・公共図書館、ほか団体などでの無償上映、館外貸出が可能です。
各巻紹介
第1巻 十二夜/お気に召すまま 原題:Twelfth Night & As You Like It
第2巻 マクベス 原題:Macbeth
第3巻 リチャード二世 原題:Richard Ⅱ
第4巻 テンペスト 原題:The Tempest
第5巻 ヘンリー四世/ヘンリー五世 原題:Henry Ⅳ & Henry Ⅴ
第6巻 ハムレット 原題:Hamlet
人気シェイクスピア俳優を案内役に、高名なシェイクスピア学者や作家や俳優たちのコメントを交え、貴重な公演映像も使って、シェイクスピアの魅力をかありつくすBBC制作の珠玉のシリーズ。
案内役には、ヴァネッサ・レッドグレイブの娘である女優ジョエリー・リチャードソンや、ジェレミー・アイアンズ、デレク・ジャコビなどのスター俳優が勢ぞろい。
コメントを寄せる学者には、ジョナサン・ベイト、ジャーメイン・グリア、マージョリー・ガーバー、スタンリー・ウェルズなど錚々たる面々。
貴重な映像を巧みに編集して、シェイクスピアの隠された世界が明らかに!
各巻の詳細は下記よりご覧ください。
第1巻 十二夜/お気に召すまま(Twelfth Night & As You Like It)
案内人:ジョエリー・リチャードソン
本体価格:40,000円
シェイクスピア作品では当時の戯曲では珍しく女性が多く登場する。
その中でもジョエリー・リチャードソンが特に魅力を感じるのは、『十二夜』のヴァイオラと『お気に召すまま』のロザリンド。
ヒロインが男装して繰り広げられるこの恋愛喜劇には、シェイクスピアの女性像や家族観が投影されている。
ヴァネッサ・レッドグレイヴとの対談、過去の映像の解説などから、シェイクスピア作品の女性の魅力に迫る。
案内人:イーサン・ホーク
本体価格:40,000円
野心家の武将マクベスが殺人により王位を奪うが、やがて崩壊していく様を描いた悲劇。
イーサン・ホークはかつてマクベスを演じることを恐れていたが、人間の欲望、邪悪さ、心の闇の巧みな描写に惹かれ、憧れの役に挑戦。
歴史家、演出家、俳優、心理学者などの分析から、崩壊していくマクベスの心の内の理解を深めていく。
共犯の夫人との関係や影響力、演じ方にも注目する。
案内人:デレク・ジャコビ
本体価格:40,000円
権力に焦点を当てた史劇。
この王位交代劇の主題は現代の政治家にも通じる。
デレク・ジャコビは31年前に演じた自身の姿を見て懐かしみ、今演じる役者たちとセリフへの思いや役作りを語り合う。
リチャード二世時代の絵画や祭壇から当時の王権の神聖さを感じ、またリチャードの真の性格や“シェイクスピア別人説”について自説を述べる。
案内人:トレヴァー・ナン
本体価格:40,000円
シェイクスピア単独執筆としては最後の作品であるテンペスト。
流刑となった男の復讐の物語で、自伝的な要素が多い。2011年に演出したトレヴァー・ナンは演出家の視点でこの作品の魅力を探っていく。
舞台装置や光源の工夫、プロスペローに投影された晩年のシェイクスピアの思い、父と娘そして他の作品にはみられない怪物や妖精との関係から見える人間の本質。
最後にテンペストに寄せる特別な思いを語る。
第5巻 ヘンリー四世/ヘンリー五世(Henry Ⅳ & Henry Ⅴ)
案内人:ジェレミー・アイアンズ
本体価格:40,000円
喜劇、悲劇両方の要素が詰まった史劇。
ヘンリー四世の王としての孤独や、息子ハルが真の王となっていく姿を描かれるだけでなく、親子や友情の物語でもある。
ジェレミー・アイアンズはヘンリー四世を映像作品で演じた。舞台版の演出にも興味をもちグローブ座の演出家にその醍醐味を聞く。
シェイクスピア劇のなかでも人気の高いならず者フォルスタッフの存在の意味や魅力を、この役を演じて受賞歴のあるラッセル・ビールが語る。
案内人:デイヴィッド・テナント
本体価格:40,000円
シェイクスピア作品の中で誰もが特別な思いをもつ作品、『ハムレット』。
デイヴィッド・テナントは2008年に演じた時、喜びとともに大きな重圧を感じた。
この作品がもつ“特別な何か”とは? かつてこの役を演じたジュード・ロウ、ベン・ウィショーらに解釈や役作りを聞き、大英博物館でQ1、Q2、ファースト・フォリオの“To be, or not to be”の違いを読み分析していく。
またシェイクスピアの生い立ちや経験から、着想の原点をみる。
© Blakeway Productions 2012 © Blakeway Productions 2012
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© Rex Features 2012
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