建築構造力学 図説・演習II 第2版

建築構造力学 図説・演習II 第2版

著者名 中村 恒善 編著
石田修三
須賀 好富
松永裕之
永井 興史郎
発行元 丸善出版
発行年月日 1994年07月
判型 A5 210×148
ページ数 298ページ
ISBN 978-4-621-03966-3
Cコード 3352
NDCコード 524
ジャンル 土木・建築 >  建築
土木・建築 >  建築 >  構造力学

内容紹介

「難解で面白くない」と思われがちな建築構造力学を学生がより親しみやすく、興味を持てるようにオリジナルな図・イラスト・写真を使ってビジュアルに展開した教科書。定義・基本例題の順に基本的な考え方をわかりやすく解説し、より実践的な実力が身につくよう演習問題および解答を付し、独学でも問題を解く力が体得できるよう配慮している。

目次

1 骨組理論の特徴
 1.1 骨組の構成要素
 1.2 骨組の種類
 1.3 骨組理論における仮定
 1.4 骨組構造の解析
 1.5 符号の既約
2 たわみ角法
 2.1 基本仮定
 2.2 たわみ角法公式
 2.3 変位の適合(連続)条件式
 2.4 力の釣合条件式
3 モーメント分配法(固定モーメント法)
 3.1 解法原理
 3.2 節点移動のない場合の一般的手順
 3.3 特別な部材の分配率と伝達率
 3.4 節点移動のある場合の解法
 3.5 節点移動のある場合の一般的手順
 3.6 多層矩形ラーメンの場合
4 建築骨組の近似解析
 4.1 複数の平面ラーメンを連結して構成された3次元骨組
 4.2 単純骨組モデルの水平力分担公式
 4.3 1層建築骨組の水平力分担公式
 4.4 多層建築骨組
 4.5 多層有壁ラーメン
 4.6 床板の水平面内の回転と剛心
 4.7 建築骨組の構造設計
5 変位法(剛性法)
 5.1 考え方
 5.2 トラスの系剛性行列
 5.3 曲げを受ける部材の剛性行列
 5.4 直接剛性法
 5.5 中間荷重
 5.6 骨組の不安定
6 仮想仕事の原理
 6.1 仮想変位の原理
 6.2 単位仮想変位法と剛性法の基礎概念
 6.3 仮想力の原理(Principle of Virtual Forces)
 6.4 単位仮想荷重法
7 エネルギー原理
 7.1 軸方向力の作用を受ける直線棒におけるひずみエネルギーと,全ポテンシャルエネルギー停留および最小の原理
 7.2 骨組についての全ポテンシャルエネルギー停留および最小の原理
 7.3 軸方向力の作用を受ける直線棒の軸ひずみエネルギーとコンプリメンタリーエネルギー
 7.4 骨組についてのコンプリメンタリーエネルギー停留および最小の原理
 7.5 相反定理(Reciprocal Theorem)
8 応力法(柔性法)
 8.1 考え方
 8.2 適合条件(連続条件)と適合条件式
9 極限解析と弾塑性解析
 9.1 完全弾塑性梁の荷重‐変位曲線
 9.2 塑性ヒンジ
 9.3 塑性崩壊と仮想仕事(速度)式
 9.4 極限解析の基礎定理
 9.5 ラーメンの極限解析法
 9.6 軸方向‐曲げモーメント相関降伏条件と一般化塑性ヒンジ
 9.7 建築ラーメンの極限解析
 9.8 弾塑性解析法
10 構造設計への応用
 10.1 建築骨組とその力学モデル
 10.2 設計用荷重が支持される経路
 10.3 構造設計における構造力学的工夫
付録 柔性行列法 

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