第3版 現代界面コロイド化学の基礎

第3版 現代界面コロイド化学の基礎

原理・応用・測定ソリューション
著者名 日本化学会
発行元 丸善出版
発行年月日 2009年04月
判型 A5 210×148
ページ数 488ページ
ISBN 978-4-621-08087-0
Cコード 3043
NDCコード 431
ジャンル 化学・化学工学 >  物理化学 >  液晶・界面・コロイド

内容紹介

第2版の内容の見直しを行い、新規分野を追加して大幅刷新を行った待望の第3版。界面化学およびコロイド化学は、洗剤・化粧品・食品・膜・塗料・インキ・触媒・電子材料・電池・デバイス・バイオなど、さまざまな分野で応用されている。本書は、界面化学およびコロイド化学の基礎と、さまざまな応用の解説に、新しい測定法やダイナミックスの紹介、電子工学・バイオ、基礎医学などを加え、学術的および応用面での進展を取り込んだ今日の状況に即したわかりやすい解説。本分野に新しく関わる企業の研究者・技術者や高学年の学部3、4年生・大学院生だけではなく、専門家の使用にも十分堪え、かつ役に立つ本。

目次

1章 基本概念と熱力学
 1.1 序論
 1.2 コロイドと界面―界面活性と熱力学
 1.3 固体表面現象
 1.4 界面電気現象の基礎
2章 界面活性剤―構造,物性,機能
 2.1 界面活性剤の構造と機能
 2.2 自己組織化と相図
 2.3 洗浄剤
 2.4 化粧品の乳化・分散機能
 2.5 食品の乳化・分散機能
 2.6 医薬品の製剤化機能
3章 ゲル―材料,性質,機能
 3.1 ゲルとは
 3.2 材料と応用
4章 微粒子―材料と機能
 4.1 微粒子の化学
 4.2 無機微粒子
 4.3 有機高分子微粒子
 4.4 微粒子の特殊な機能と性状
 4.5 薬剤微粒子
 4.6 分散系の応用
5章 固体界面―デザイン化と機能
 5.1 固体表面の化学
 5.2 触媒表面のナノファブリケーション
 5.3 電極機能
 5.4 金属界面の制御
 5.5 半導体・電子材料界面の構築
 5.6 界面制御・エネルギーと環境への応用
6章 動的・静的界面―すべり・摩擦・接着
 6.1 動的表面張力
 6.2 レオロジー
 6.3 トライポロジー
 6.4 接着剤・バインダー
7章 分子の組織化―原子・分子・ナノ粒子の配列
 7.1 原子の配列
 7.2 分子の配列
 7.3 ナノスケールの配列
 7.4 粒子の配列
 7.5 ナノポア材料の作成法と機能
 7.6 生体の機能
8章 機能の応用
 8.1 化粧品・トイレタリー製品
 8.2 食品・医薬品・医用材料
 8.3 新材料・新技術
 8.4 極限環境・機能
9章 測定手法
 9.1 顕微鏡による表面の解析とその原理
 9.2 X線および放射光による表面解析法
 9.3 散乱法による解析
 9.4 分光法による薄膜表面解析
 9.5 その他の表面評価表

出版社からのメッセージ

本書は改訂版『第4版 現代界面コロイド化学の基礎』(2018年05月刊)を刊行しています。
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本書は、書籍からスキャナによる読み取りを行い、印刷・製本を行っています。
一部、装丁が異なったり、印刷が不明瞭な場合がございますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
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