内容紹介
測度と積分の理論は、現代の解析学を支える大きな礎石のひとつ。本書ではまずその基本事項を、函数解析学との接点とともに丁寧に解説し、さらに解析学のいくつかの特殊な主題-可積分函数空間の弱位相、可積分函数の空間上で定義される非線形積分作用素の連続性-などについて詳述。
目次
第一部 測度と積分
測度
可測函数
積分
測度としての積分
Rl上の積分
第二部 函数空間
可積分函数の空間,
L1における弱コンパクト性と非線形積分汎函数の連続性
連続函数空間の双対と確率測度の * 弱収束
Bochner積分とベクトル測度
第三部 多価函数
位相数学からの準備
可測多価写像の理論
多価写像の積分
付論I 位相空間
位相
収束
連続函数
位相の生成と直積空間
Urysohnの定理と距離づけ定理
コンパクト
多価写像の連続性
付論II 函数解析
群
線形位相空間
有界線形作用素
凸集合の幾何学
弱位相と* 弱位相
出版社からのメッセージ
本書は改訂版『積分と函数解析 第2版』(2024年1月刊)を刊行しています。
本書籍は価格変更に伴い、ISBNを変更しました。
旧ISBN::978-4-621-06410-8
内容に変わりはありません。
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本書は、少部数印刷にて重版が可能です。
在庫僅少の場合でもご注文いただけますので、お問い合わせください。
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