内容紹介
工場においては様々な有害物質が取り扱われていますが、その管理は極めて重要な課題です。近年、特に化学物質の管理の在り方が見直され、事業者による自主的管理の方向へと動き出しつつあり、対策の1つである「換気」もますますその重要度を増してきています。
換気については、設計・施工者はもちろん、設備の発注者、安全衛生担当者、設備の点検検査担当者、さらには作業者の皆さんが正しい知識を身につけられることが望まれます。
『新版工場換気』は初版以来12年を経過しましたが、この間、国民の健康への意識や環境への関心もますます高まり、作業環境に関する労働衛生法規も改正が重ねられてきました。
このような状況を背景に、今回、旧版を大幅に見直し、法令の改正に対応させたほか、換気に携わる人たちが誰でも読みやすく、換気への正しい理解を通じて職場環境の改善に寄与できるよう、いっそうの充実を図りました。
目次
第1章 工場換気の目標
第2章 空気とその流れ
第3章 局所排気装置
第4章 ダクト
第5章 有害物処理装置
第6章 ファン(送風機,排風機)
第7章 プッシュプル型換気装置
第8章 全体換気装置
第9章 局所排気装置およびプッシュプル型換気装置の設計例
第10章 検査および点検
第11章 工場換気に関する法令
第12章 設置届の書き方
第13章 工場換気の設計例
▼ 関連記事
- 【取引出版社】2022年7月新刊一覧2022.06.27