内容紹介
「熱負荷」は空調設計、建築省エネルギー計画の原点であり勘所でもある。「熱負荷」の全体像を理解しその構造を読み取ることができれば、設計の自由度が大幅に高まる。
「最大熱負荷計算法」は古くから実務で利用されており、専門学会である空気調和・衛生工学会では、1965年に学会基準として冷暖房負荷計算法を発表しその後幾度か改訂を行った。
本書は平成24年発行の、“試して学ぶ熱負荷HASPEE 新最大熱負荷計算法 ”の改訂版である。本書は計算法とそのプログラムが一体となったものであるが、利用者からの多くのご指摘・ご要望によりプログラムの修正をたびたび行ってきた。そしてプログラムは修正の都度、本学会ホームページに掲載していたが、本書内の計算例とは結果の数値が異なるという問題が生じていた。そこで今回、最新のプログラムと結果が合致するように本書の内容を改訂した。また、同時に気象データの更新も行った。
目次
第1章 概論
第2章 設計条件
第3章 熱負荷各要素の計算法
第4章 最大熱負荷の計算表とその使用例
第5章 空調システムと機器負荷
第6章 住宅における最大熱負荷の特徴
第7章 設計用最大熱負荷計算プログラムHASPEE
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