ペットと暮らす住まいのデザイン 増補改訂版

ペットと暮らす住まいのデザイン 増補改訂版

著者名 廣瀬 慶二
発行元 丸善出版
発行年月日 2021年11月
判型 B5 257×182
ページ数 180ページ
ISBN 978-4-621-30659-8
Cコード 3052
NDCコード 525
ジャンル 土木・建築 >  建築 >  計画・設計・施工
土木・建築 >  建築 >  意匠・インテリア

内容紹介

2013年に初版が刊行されて以来,住まいとペットの幸せな関係を提案するテキストとして高評価を得た本書の増補改訂版.改訂にあたって,既存の内容については目的別の実例写真を多数掲載して,ペットと暮らす住まい方をより多く提案している.また,新たに第5章,6章が追加されている.これらは初版では触れていなかった,猫の家についてのデザイン理論の紹介とその実例となっており,猫のための家づくりを考える知識や思考方法が得られるであろう.ペットと暮らす家を「欲しい人」「つくる人」「知りたい人」すべての人のために.

目次

第1章 ペットと暮らす豊かな空間
 01 犬が絵になる床材
 02 犬が絵になるインテリア
 03 ハウスとドッグシエスタ
 04 愛犬と親密に過ごす場をつくる
 05 オールインワンな犬用家具
 06 多頭飼育のためのハウス
 07 犬の行動を制限するためのデザイン
 08 犬のトイレは常設で考える
 09 猫が絵になるインテリア
 10 アイランド型キッチンにすべてを集約する
 11 猫の動きを計算する
 12 猫は高いところから見下ろす
 13 猫は外を眺めていたい
 14 猫にいてもらうための場所
 15 猫が水を飲む場所
 16 猫のトイレを置く場所
 17 猫の機能スペースは立体的に配置できる
 18 キャットウォークには5つのルールがある
第2章 ペットと住まいの生活実態
 01 屋内で暮らすようになった犬
 02 犬の食事場所
 03 図面で見る犬の食事場所
 04 犬のトイレの場所
 05 図面で見る犬のトイレの場所
 06 犬の寝床の場所
 08 図面で見る犬の寝床の場所
 09 ハウスの様式を考える
 10 行動範囲の制限とドッグフェンス
 11 犬の問題行動と住居
 12 犬の問題行動がない家
 13 猫の完全室内飼育と住居
 14 飼い主のユニークな工夫
第3章 ペットと暮らす住まいのディテール
 01 キッチン用ドッグフェンス
 02 ドッグフェンス兼用ドア
 03 ダブルハンガードア
 04 中型犬・大型犬ようの屋内犬小屋
 05 小型犬用の屋内犬小屋
 06 小型犬用のクレート内蔵家具
 07 中型犬用のクレート内蔵家具
 08 犬・猫のための設備
 09 梁を利用したキャットウォーク
 10 天井から吊り下げるキャットウォーク
 11 円板キャットウォーク
 12 キャットウォークに接続するキャットツリー
 13 猫のための階段室利用
 14 猫専用の小階段
 15 猫ダイニングと猫トイレ
 16 爪をとぐための猫柱
第4章 ペットと暮らす住まいの行動学
 01 ペット共生住宅
 02 一般的な住宅という幻想
 03 住居形式の変遷
 04 家の中での犬の行動
 05 正の強化・正の罰 オペラント条件づけ
 06 負の強化・負の罰 オペラント条件づけ
 07 三項随伴性と刺激性制御
 08 ABC分析
 09 インターホンに吠える犬 ケーススタディー1
 10 ポストマン・シンドローム ケーススタディー2
 11 要求吠えと消去バースト ケーススタディー3
 12 日曜日がわかる犬 ケーススタディー4
 13 ペットと暮らす住まいをデザインするということ
 14 ペットと暮らす住まいの優先順位
第5章 「猫のための家」の計画手法
 01 猫のための家をつくる背景
 02 猫的町並みを構成する5つのエレメント
 03 03 イメージアビリティー(1)
 04 ここまでのまとめ
第6章 「猫のための家」の実践
 01 パスの設置法
 02 エッジの作成法(猫の逃亡防止対策)
 03 ディストリクトの作成法
 04 ノードの作成法
 05 ランドマークの作成法
 06 環境の中の神秘と迷路
 07 イメージアビリティー(2)
 08 住吉山手の家

出版社からのメッセージ

本書は『ペットと暮らす住まいのデザイン』(2013年10月)の増補改訂版です。

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