言伝(ことづて)

言伝(ことづて)

2020年学長は学生に何を伝えたのか
著者名 真銅 正宏
発行元 追手門学院大学出版会
発行年月日 2021年10月
判型 四六 188×128
ページ数 96ページ
ISBN 978-4-907574-28-4
Cコード 0337
ジャンル 人文科学 >  教育学

内容紹介

新型コロナウイルス(Covid-19)に大きく影響をうけた2020年度の大学教育。安心・安全の確保と学修機会の確保の両面が求められ、世間からも大学の動向に注目が集まった1年でした。
この出来事を新たな契機と捉え、大学は何を考え、どう動いたのか。学長が毎週学生たちに向けて発信された全40回の軌跡を文集として書籍化し、「学び」の本質へと導く一冊とする。

目次

まえがき
緊急事態宣言をうけて
オンラインで仮想図書館に出かけよう
これからの授業や大学生活の「常識」
新入生と先輩たちとのオンライン交流会
学びを「凍結」させないために
「コロナ後」を見据えて
周囲への意識と話し方の磨き上げ
創立記念日にあたって
ものの見方の角度を変えよう
生活のデザインと自己のコントロール
メッセージの二重性またはメタ思考
変化する自己像
言葉に敏感になろう
秋学期以降の授業方針について
「課題」との向き合い方
感染リスクと「私の個人主義」
「つい調子に乗って」の前に
秋学期の開講を前に
一〇五分一三週の学年暦と時間感覚
途切れた時間と「涓滴岩を穿つ」
専門分野と異分野の知について
追風が吹く
聞き上手であることの効用
自分に合った将来を探し続ける
襖絵の虎は実在するのか
学園祭に寄せて─異化と自動化のはざまで
最大の罪は無関心
それは人間らしいか
社会とは何か
学びの具体化と実感
パーソナルスペースの変容
同じようでいて、決して同じではない日常
起業家は養成できるのか
定期試験期間廃止と成績評価について
なぜ大学における学問が重要なのか
「コロナ脳」からの脱却を目指して
当たり前の日常とは何か
ポジティブ思考の重要性
キャンパスなるものの再定義
あとがき

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定価:1,100円
(本体1,000円+税10%)
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