レポート作成法
チャートで組み立てる

レポート作成法

著者名 加納 寛子
発行元 丸善出版
発行年月日 2010年04月
判型 A5 210×148
ページ数 128ページ
ISBN 978-4-621-30608-6
Cコード 2081
NDCコード 816
ジャンル 科学一般 >  科学論文・プレゼン

内容紹介

レポート作成は下調べを行い、これまでにわかっていることとわかっていないことを明らかにし、テーマを絞り込むところからスタートする。またレポートは、作文・感想文とは違い、客観性が求められ、決められたルールを守る必要がある。本書ではレポート作成の心得、チャート・テーママップを用いたレポートの組み立て方・テーマの絞り方、正しい情報収集の仕方、第三者から情報を得るための調査方法、調査結果の分析法、基本的な構成・書式などの作法をはじめてレポートを書く人にもわかりやすく解説する。

目次

1 レポートとは
   レポート作成の心得8箇条
    感想文・作文(小論文)・レポート・論文の違い
    基軸が変わると何が変わる?―テーマを絞り込むことが重要
    何を書いたらよいかわからない人への助言
    骨子チャートの書き方―「書評型」
    骨子チャートの書き方―「実験型」
    骨子チャートの書き方―「フィールドワーク型」
    論文作成の手順
   【ワークシート】題材を見つけよう 
2 情報の収集
   情報を収集する
   インターネットで調べる
   インターネット検索のデメリット―情報の信憑性
   レポートや論文に使えるドメイン名は?
   新聞記事を調べる
   本・論文・雑誌記事を調べる
   現場を見てみる
   収集した情報を整理する
   【付録】検索の演算子
3 テーマを絞り込む
   テーママップの作成
   テーマを絞り込む
   わかっていることとわからないこと
   【ワークシート】テーマを絞り込む
4 調査方法
   質問紙法
   SD法
  実験法
  参与観察
   インタビュー調査
  調査前の約束
【補足】実験に失敗したときのまとめ方
【補足】失敗しないための方法
5 結果の分析
   結果の表現技法―テキストデータ
   結果の表現技法―観察データ
   結果の表現技法―連続する数値データ
   分析の基礎―ロー・データ
   分析の基礎―度数分布表
   分析の基礎―折れ線グラフ
   分析の基礎―クロス集計表
   仮説検定とは
   基本データと記載方法 
   【発展】t検定
【発展】分散分析
【発展】相関係数
【発展】χ2検定
【補足】SP表
6 レポートを書きはじめよう
   書くこと
   構成の仕方
  本文の書き方―事実を書く
  本文の書き方―読み手の立場になって書く
  本文の書き方―明快な文章を書く
「書評型」の例
「実験型」の例
「フィールドワーク型」の例
  考察をまとめる
  引用文献・参考文献・付記・注の書き方
 知的財産権について
   【ワークシート】レポートを書きはじめよう
7 相互チェック
   書式のチェック
   表記揺れや誤字脱字,レポート内容の信憑性のチェック
   レポート・論文の評価

出版社からのメッセージ

本書籍は価格変更に伴い、ISBNを変更しました。
旧ISBN:978-4-621-08237-9
内容に変わりはありません。

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